子宮体がん(内膜がん)検査

子宮体がん検査について

子宮体がん検査について

「不正出血が続いているけれど、がんではないだろうか」「閉経後に出血があって心配」――このような症状がある方は、子宮体がんの検査を受けられることをおすすめします。

子宮体がんは、ここ数年で患者数が増加しているがんの一つです。当院の院長は日本がん治療認定機構がん治療認定医の資格を持ち、子宮体がんをはじめとする婦人科がんの診断に精通しています。気になる症状がある方は、お気軽にご相談ください。

子宮体がんとは?

子宮がんの種類

子宮がんは、発生する場所によって2つに分類されます。

子宮頸がん 子宮の入り口(頸部)にできるがん
子宮体がん 子宮の奥(体部)にできるがん

子宮体がんは、子宮体部の内側を覆う「子宮内膜」から発生するため、正式には「子宮内膜がん」と呼ばれます。

子宮頸がん検診との違い

子宮頸がんは、症状がなくても定期的な検診が推奨されています。一方、子宮体がんは、すべての女性に対して検診を行うことは現在推奨されていません。

そのため、子宮体がんの検査は、不正出血などの症状がある方に対して行うことが一般的です。

子宮体がんになりやすい方

発症しやすい年代

子宮体がんは40歳代から増加し始め、50歳代でピークを迎えます。閉経前後の年代に多いがんですが、若い世代でも発症することがあります。

リスクが高い方

以下のような方は、子宮体がんのリスクが高いとされています。

  • 閉経後の方
  • 妊娠・出産の経験が少ない、またはない方
  • 不妊の経験がある方
  • 肥満の方
  • 糖尿病や高血圧がある方
  • 30歳以降に月経不順がある方
  • 初回妊娠が高齢だった方
  • 月経不順が昔からある方

など

これらに該当する方で、不正出血などの症状がある場合は、早めに検査を受けられることをおすすめします。

注意すべき症状

性器出血が重要なサイン

子宮体がんは、初期の段階から症状が現れやすいがんです。初期の患者様の約95%に性器出血が認められるとされています。

特に注意が必要なのは、閉経後の出血です。閉経後に性器出血がある場合、その約半数は子宮体がんが原因であるという報告もあります。「少量だから大丈夫」と自己判断せず、一度検査を受けることが大切です。

その他の症状

子宮体がんでは、以下のような症状が現れることがあります。

  • 不正出血(生理以外の出血)
  • おりものの異常(量の増加、色の変化など)
  • 下腹部痛

など

これらの症状がある場合は、早めにご相談ください。

当院での検査

超音波検査

超音波検査

まず、超音波検査で子宮の状態を確認します。子宮内膜の厚さや、子宮に異常がないかを観察します。超音波検査は痛みがなく、身体への負担が少ない検査です。

子宮内膜細胞診

子宮内膜の細胞を少量採取し、顕微鏡で観察して異常の有無を確認します。細い器具を子宮内に挿入して細胞を採取するため、多少の痛みや出血を伴うことがありますが、短時間で終わる検査です。

検査結果に異常が見つかった場合は、さらに詳しい検査や専門医療機関へのご紹介を行います。

気になる症状があれば早めにご相談を

気になる症状があれば早めにご相談を

子宮体がんは、早期発見・早期治療が重要ながんです。初期の段階で発見できれば、完全に治せる病気です。

不正出血やおりものの異常など、気になる症状がある方は、早めに検査を受けられることをおすすめします。当院では、患者様の不安に寄り添いながら、丁寧な診察と適切な検査を行っています。どうぞお気軽にご来院ください。

診察メニュー

香林 正樹 MASAKI Kobayashi

執筆者

さくらレディースクリニック

院長香林 正樹MASAKI Kobayashi

学歴・経歴

  • 2003年灘高等学校 卒業
  • 2010年京都府立医科大学医学部医学科 卒業
  • 産婦人科
    大阪大学医学部附属病院 (医員、特任研究員、招聘研究員)、大阪労災病院 (医員)、愛染橋病院 (医長)、おがたファミリークリニック(医員)等で勤務。産婦人科領域の研究を行い2020年大阪大学大学院 医学系研究科卒業、医学博士取得。
  • 美容皮膚科
    湘南美容クリニック、サクラアズクリニック 、ミセルクリニック 等で勤務。

所属学会

  • 日本産科婦人科学会
  • 日本周産期・新生児医学会
  • 日本生殖医学会
  • 日本女性医学学会
  • 日本産科婦人科遺伝診療学会
  • 日本婦人科腫瘍学会
  • 日本性感染症学会
  • 日本骨粗鬆症学会
  • 日本抗加齢医学会
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