
執筆者
さくらレディースクリニック
院長香林 正樹MASAKI Kobayashi

「生理がいつ来るか分からない」「前回から1ヶ月以上経つが生理が来ていない」「周期がバラバラで不安」生理不順は、当院でも特に多いご相談の一つです。
「周期が安定しないけれど、クリニックに行くほどではないかも」と思われる方も多いですが、生理不順には治療が必要な病気が隠れていることがあります。将来の妊娠にも関わることがあるため、早めに原因を調べておくことが大切です。
正常な生理周期は25~38日とされています。多少の変動はあっても、毎月おおむね同じくらいの周期で生理が来ていれば問題ありません。
一方、周期が24日以下と短い場合や、39日以上と長い場合、また周期が毎回大きく異なる場合は「生理不順(月経不順)」に該当します。
生理不順には、いくつかの種類があります。
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特に、50日以上生理が来ていない場合は、その約30%で排卵が起きていないとされています。
生理不順の多くは、ホルモンバランスの乱れが原因です。ストレスや過度なダイエット、不規則な生活習慣、睡眠不足などによって、女性ホルモンの分泌が乱れることがあります。
一時的なものであれば、生活習慣の改善で周期が戻ることもありますが、長期間続く場合は他の原因が考えられます。
生理不順の原因として、以下のような病気が挙げられます。
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これらの病気は、適切な検査を行わなければ分からないことが多いです。生理不順が続く場合は、一度検査を受けられることをおすすめします。
生理不順が続いている場合、排卵がうまく起こっていない可能性があります。排卵が起きていなければ、妊娠することはできません。将来妊娠を希望される方にとって、生理不順を放置することは不妊症のリスクとなることがあります。
早めに原因を調べ、必要に応じて治療を行うことで、将来の妊娠に備えることができます。
年齢や状態によっては、生理不順を放置すると若くして生理が止まってしまう(早期閉経)こともあります。一度閉経してしまうと、元に戻すことは困難です。
「まだ若いから大丈夫」と思わず、周期が乱れている場合は早めに当院でご相談ください。
生理不順の原因を特定するために、以下のような検査を行います。
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検査結果をもとに、原因に応じた治療をご提案いたします。
生理不順の治療は、原因や患者様のご希望によって異なります。
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妊娠を希望されるかどうかによっても治療方針は変わります。患者様のライフプランに合わせて、一緒に治療方法を考えていきます。
生理不順は、「体質だから仕方ない」と放置されがちな症状です。しかし、原因を調べて適切な治療を行うことで、改善が期待できるケースも多くあります。
当院では、患者様が本当に心配されていることを丁寧にお聞きしながら診察を行っています。「周期が安定しないけれど、受診するべきか分からない」という方も、どうぞお気軽にご来院ください。