術後1〜2週間の感染予防とセルフケア

術後の1〜2週間は、からだが回復し、子宮の内膜が整っていく大切な時期です。感染を防ぎ、回復を助けるためのポイントをまとめました。無理をせず、気になる症状があれば早めにご相談ください。

基本のセルフケア

十分な休息をとる

十分な休息をとる

無理な外出や長時間労働は避け、こまめに横になる時間を作りましょう。

体を冷やさない

下腹部や腰を冷やすと血行が悪くなり回復が遅れます。薄手の腹巻きや靴下などで体を冷やさないように意識しましょう。

水分・栄養補給

バランスのよい食事と水分摂取を心がけ、たんぱく質・鉄分・ビタミンを意識して摂りましょう。

感染予防のために

腟内に水や器具を入れない

1〜2週間はタンポン、月経カップ、腟内洗浄(ビデ)を避け、ナプキンを使用してください。

清潔なナプキン交換

出血が続く間はこまめに交換し、通気性のよい下着を選びましょう。

手指衛生の徹底

トイレの前後、ナプキン交換前後は必ず洗いましょう。

出血・痛みの目安と対処

  • 少量〜中等量の出血は数日〜1週間程度で減少します。色は鮮紅色→茶色→薄い色へ変化するのが一般的です。
  • 生理痛に似た軽い下腹部痛や腰痛は数日続くことがあります。
  • 出血が増えた、レバー状の血の塊が繰り返し出る、鎮痛薬で治まらない強い痛みがある場合は病院までご連絡ください。

シャワー・入浴と衛生習慣

シャワー・入浴と衛生習慣

まずシャワーは短時間でぬるめの温度にとどめ、患部(外陰部)は強くこすらず泡でやさしく洗ってください。

浴槽への入浴は、出血がほぼ止まり医師の許可が出てから再開します。ボディソープは芳香剤の強いものやデリケートゾーンを過度に洗浄するタイプは避け、低刺激の製品を選ぶと安心です。

診察メニュー

香林 正樹 MASAKI Kobayashi

執筆者

さくらレディースクリニック

院長香林 正樹MASAKI Kobayashi

学歴・経歴

  • 2003年灘高等学校 卒業
  • 2010年京都府立医科大学医学部医学科 卒業
  • 産婦人科
    大阪大学医学部附属病院 (医員、特任研究員、招聘研究員)、大阪労災病院 (医員)、愛染橋病院 (医長)、おがたファミリークリニック(医員)等で勤務。産婦人科領域の研究を行い2020年大阪大学大学院 医学系研究科卒業、医学博士取得。
  • 美容皮膚科
    湘南美容クリニック、サクラアズクリニック 、ミセルクリニック 等で勤務。

所属学会

  • 日本産科婦人科学会
  • 日本周産期・新生児医学会
  • 日本生殖医学会
  • 日本女性医学学会
  • 日本産科婦人科遺伝診療学会
  • 日本婦人科腫瘍学会
  • 日本性感染症学会
  • 日本骨粗鬆症学会
  • 日本抗加齢医学会
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