
執筆者
さくらレディースクリニック
院長香林 正樹MASAKI Kobayashi

「中絶手術を受けたことが、後から分かってしまうのだろうか」「将来のパートナーや医師に知られてしまうのではないか」
そのような不安を抱えている方は少なくありません。
ですが、中絶手術を受けたことが他の人に知られることは、基本的にありません。
中絶手術は、子宮の中で行われる手術です。お腹を切開するわけではないため、外見上の傷跡は残りません。手術後、身体を見ただけで中絶経験があるかどうかを判断することは不可能です。
当院で採用している「MVA法(手動真空吸引法)」は、子宮内膜への負担も少ない手術方法です。手術による身体への影響を最小限に抑えることで、術後の回復もスムーズに進みます。
「婦人科を受診した時に、医師に分かってしまうのでは」と心配される方もいらっしゃいます。しかし、産婦人科医師が超音波検査を行っても、過去に中絶手術を受けたことがあるかどうかは分かりません。
子宮の内部は手術後に自然に回復し、元の状態に戻ります。そのため、後から検査をしても、手術を受けたかどうかを判断する手がかりは残らないのです。
「中絶手術を受けると、将来妊娠できなくなるのでは」という不安をお持ちの方もいらっしゃいます。適切に行われた中絶手術であれば、将来の妊娠に影響を与えることは基本的にありません。
当院で採用しているMVA法は、合併症が少なく、将来の妊娠への影響も少ないとされている手術方法です。手術を受けたことが、将来の妊娠の妨げになる可能性は低いと証明されています。
将来妊娠・出産される際に、過去の中絶経験を医師に伝えるかどうかは、患者様ご自身の判断に委ねられます。医学的には、伝えなくても問題になることはほとんどありません。
ただし、何らかの理由でご自身から伝えたい場合は、医師には守秘義務がありますので、安心してお話しいただけます。いずれにしても、過去の手術経験が他の人に知られてしまうことはありません。
当院では、患者様のプライバシー保護を徹底しています。手術を受けられた患者様の理由やご事情をお聞きすることはありません。また、ご本人の同意なく、ご家族やパートナーに情報をお伝えすることは一切ありません。たとえ電話での問い合わせがあったとしても、その患者様が当院を受診したことがあるかさえも、絶対にお答えしません。
診療に関する情報は厳重に管理されており、外部に漏れることはありませんのでご安心ください。
術後しばらくは、月経不順や少量の出血が生じることがあります。ただし、治療を必要とするほどの出血症状が生じることは1%以下です。日常生活に支障をきたすような変化は起こりにくいため、周囲の方に気づかれる心配もほとんどありません。
術後の経過には個人差がありますが、多くの場合、数日間で通常の生活に戻ることができます。
中絶手術を受けたことが、後から誰かに知られてしまうことは基本的にありません。身体に跡が残ることもなく、婦人科の検査でも判別することはできません。
当院では、患者様が安心して手術を受けられるよう、プライバシーへの配慮を徹底しています。手術に関する不安やご質問がございましたら、診察時にお気軽にお聞きください。患者様のお気持ちに寄り添いながら、丁寧にご説明いたします。