美容注射・美容点滴・美容内服とは
気軽に始められるアンチエイジング/疲労回復治療
「レーザーなどの美容施術をうけるのは怖い」
「アンチエイジング治療をうけたいけれど、時間がない」
そういったお悩みがある方におすすめな治療です。
これらの施術は非常に短時間で行えるということが大きな魅力のひとつです。
他の美容施術と同時に行うことで相乗効果
美容注射・美容点滴・美容内服はいずれも、光治療やレーザー、ケミカルピーリングといった顔の美容施術と同時進行で受けていただくことで、施術の効果が実感しやすくなります。
特に美容内服は、たとえば肝斑治療の際にはレーザートーニングに先立って内服を始めて頂くなど、お悩みの種類によっては最優先とすべき治療となることもあり得るくらい優れた治療法です。
当院の美容注射・美容点滴・美容内服
プラセンタ注射
プラセンタ注射の効果
- 美白・美肌
- 肌のハリ
- アンチエイジング
- 疲労回復
- 冷え性の改善
- 肩こり・腰痛の改善
- 更年期障害治療(保険診療)
プラセンタ注射とは
ヒトの胎盤から作られるヒトプラセンタには、胎児の成長に必要な豊富な栄養素(アミノ酸、蛋白質、糖質、ビタミン、核酸、活性ペプチド、脂質・脂肪酸、ムコ多糖体、ミネラル、酵素など)が豊富に含まれています。
これらの投与によって自然治癒力が高まり、上記のような様々な効果が期待できます。
副作用やリスク
プラセンタ注射は、一般的に副作用が少ない施術ですが、まれに以下のような症状が現れることがあります。
発疹、発熱、かゆみ、頭痛、注射部位の痛みや硬結、肝機能障害など
プラセンタ注射が適しているか不安がある場合は、ご相談ください。
にんにく注射
にんにく注射の効果
- 疲労回復
- 冷え性の改善
- ストレス緩和
- 二日酔いの防止・改善
- 肩こり・腰痛の改善
- 眠気の緩和
- アンチエイジング
にんにく注射とは
にんにく注射は、主に疲労回復に有効な注射です。ビタミンB1を主としたB群とビタミンCを配合し、疲れの原因である乳酸を分解してエネルギーに変えます。
ビタミンB1の中に含まれる「アリシン」という成分にニンニク臭があることから「にんにく注射」とよばれています。
ビタミンCも含まれているためにアンチエイジング作用も発揮します。
副作用やリスク
にんにく注射において、大きな副作用はほとんど報告されていません。
にんにく注射に含まれるビタミンB群は水溶性であるため、過剰摂取や体内蓄積による副作用の心配はほとんどありません。
逆に言えば、これらのビタミンは迅速に体外に排出される性質を持っており、定期的な補充が必要です。
通常、にんにく注射を定期的に受ける場合、週に2~3回程度が適しているとされています。
また、プラセンタとの併用により、より効果的な結果が得られることがあります。
白玉点滴
白玉点滴の効果
- 美白・美肌
- アンチエイジング
- デトックス
- 肌のコラーゲン生成
- ストレス緩和
- 疲労回復
白玉点滴とは
強力な美白成分であるグルタチオンを高濃度で点滴投与します。
グルタチオンとはグルタミン酸・システイン・グリシンという3つのアミノ酸で作られている、細胞内に最も多く含まれる抗酸化物質、つまり抗老化物質です。
グルタチオンには抗老化作用だけではなく、シミの原因であるメラニンの生成を阻害する作用・既に肌に存在するメラニン自体を減らす作用もあるため、くすみやシミの改善や、元の肌の色が抜けるように白くなる効果が期待できます。
当院では、グルタチオン成分を高配合(1,200mg)した高濃度白玉点滴も用意しています。
白玉点滴の頻度
白玉点滴や注射の最適な受ける頻度は、週に1回程度で、合計で5~10回を目安としています。
副作用やリスク
点滴の針が皮膚に挿入された部位が赤くなり、内出血が起こることがあります。ただし、針の刺し跡自体は時間とともに薄れていきます。稀に、以下の症状が現れることがありますが、ほとんどの場合、時間が経つと自然に収まります。
発疹、腫れ、むくみ、かゆみ、蕁麻疹、頭痛、筋肉痛、発熱、倦怠感、冷や汗、アナフィラキシーショック、感染症
高濃度ビタミンC点滴
高濃度ビタミンC点滴の効果
- 美白・美肌
- 肌のコラーゲン生成
- アンチエイジング
- 疲労回復
- ストレス緩和
- 歯周病の治療・予防
- 動脈硬化の予防
高濃度ビタミンC点滴とは
化粧品やサプリメントなどでは摂取しにくく、また経口摂取しても吸収率の低いビタミンCを、高濃度で点滴投与します。
ビタミンCには、老化の原因である酸化作用を抑える効果があるため、この点滴は高い抗老化作用が期待できます。
点滴直後のビタミンCの血中濃度は、ビタミンCサプリメントを飲んだときの約20~50倍であり、この差が抗老化作用の差に影響してきます。
過剰摂取したとしても体外に排出されるため、安心して受けて頂けます。
副作用やリスク
初めて受ける方には、カウンセリングとG6PD欠損症の検査を実施することがあります。
G6PD欠損症(グルコース6リン酸脱水素酵素欠損症)とは、赤血球内のG6PDと呼ばれる酵素の欠損により、赤血球が破壊される溶血が引き起こされる疾患です。
この先天性遺伝疾患は、数千人に1人の頻度でみられます。G6PD欠損症の患者には、多量のビタミンCを点滴投与することで血中のビタミンC濃度が上昇し、重篤な溶血性貧血が発生することがあります。
※過去にG6PD検査を受けた結果を証明する資料がある場合、その情報を提供いただければ、検査を省略し点滴を受けることも可能です。
美容注射・美容点滴の費用
治療内容 | 価格(税込) |
---|---|
白玉点滴(グルタチオン点滴) | 5,500円 |
高濃度白玉点滴 | 9,900円 |
高濃度ビタミンC点滴 12.5g | 8,800円 |
超高濃度ビタミンC点滴 25g | 13,200円 |
G6PD採血 | 5,500円 |
プラセンタ注射 | 1,100円 |
にんにく注射 | 1,800円 |
美容内服
美容内服の効果
- 美白・美肌
- アンチエイジング
美容内服とは
トラネキサム酸の内服薬です。トラネキサム酸にはメラニン産生を抑える作用と抗炎症作用があり、これらがシミ取りレーザー後の色素沈着予防や肝斑治療に効果的であることが証明されています。
日本ではトラネキサム酸が1000~1500mg/日以上の高用量で処方されていることも多いですが、750mg/日で十分な有効性が示されているため、当院では750mg/日での内服をおすすめしています。
トラネキサム酸に加えてビタミンCの内服も有効です。ビタミンCにもメラニン生成を抑える作用があるほか、抗酸化作用(抗老化作用)があります。
- シナール
シナールは、ビタミンCとパントテン酸(ビタミンB5)を含む錠剤です。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑制し、シミやそばかすの予防に役立ちます。また、コラーゲンの合成を刺激することで、健康的で美しい肌をサポートします。一方、ビタミンB5は糖分、脂質、たんぱく質の代謝を促進し、皮膚や粘膜の健康を保つ効果があります。 - ユベラ
ユベラ(ビタミンE)は、血液凝固を抑制し、体内の血流を改善することで、皮膚細胞のターンオーバーを促進します。これにより、シミが排出されやすくなり、また抗酸化作用によって肌の健康をサポートし、シミのできにくい肌を促進します。 - ハイチオール
ハイチオール(L-システイン)は、皮膚、髪、爪のタンパク質構成に重要なアミノ酸です。ビタミンCと併用することで、過剰なメラニン生成を抑制し、皮膚に沈着した黒色メラニンを軽減します。また、皮膚細胞のターンオーバーを整える効果により、毛穴のつまりやニキビの改善など、美肌と美容に寄与します。
副作用やリスク
- シナール
副作用は非常にまれです。胃の不快感、吐き気、軽度の下痢がまれに報告されることがあります。
この点滴に含まれるビタミンは水溶性であるため、摂り過ぎても迅速に排泄され、体内に蓄積されることはありません。 - ユベラ
便秘、胃不快感、下痢、皮膚発疹など
指示通りに処方された量を守って服用してください。服用を忘れた場合でも、2回分を同時に摂取しないようにしてください。 - ハイチオール
むかつき、下痢、口の渇き、軽度の腹痛など
美容内服セットの費用
治療項目 | 治療内容 | 価格(税込) |
---|---|---|
美容内服 | トラネキサム酸 28日分 | 1,680円 |
シナール配合錠 28日分 | 1,260円 | |
ユベラ 28日分 | 1,260円 | |
ハイチオール 28日分 | 1,260円 | |
美容内服セット (肝斑・美白・くすみ) | トラネキサム酸 +シナール配合錠 +ユベラ 28日分 | 4,200円 |
ハイチオール +シナール配合錠 +ユベラ 28日分 | 3,780円 |