性感染症(性病)検査とは
性感染症とは、感染している人との性行為によって感染する感染症です。性病とも呼ばれます。
口や性器の粘膜、皮膚などに、感染者の精液、腟分泌液、血液などが接触することで感染がおこります。
性感染症のポイント
- 若者に増加傾向
- 早期発見・早期治療が重要
- 一部は無症状
- 家族に知られぬよう、自費検査も可能
1. 若者に増加傾向
10~30歳代の方に性感染症が急増中です。
「まさか自分が性病になるはずがない…」
「自分は性病にかかるほど性経験がないです」
性感染症と診断された患者さんから時折このようなことを聞きます。
しかし性感染症はたった一度のセックスでも感染することがあり、若者の出会いの場が増加している現代では性感染症は全く珍しいものではなくなってきているのです。
2. 早期発見・早期治療が重要
性感染症は気付かずに放っておくと重症化し、身体や顔にたくさん赤い発疹ができたり、不妊症になったりします。
早期に治療を開始することで重症化を防げます。
重症化すれば治療期間は長くなり、ときには完全に治癒できなくなることもあります。
感染する機会が増えている現代だからこそ、気になるようであれば早期に受診することを強くお勧めします。
3. 一部は無症状
性感染症に感染しても、無症状のことがあります。
そのため、感染した人がそのことに築かずにパートナーへ感染させてしまうことがあります。
これは男性でも同様です。
このため、無症状であっても不安であれば早期発見のために検査をお勧めします。
4.家族に知られぬよう、自費検査も可能
「性病検査することを家族に絶対知られたくない」
このような悩みをもつ方はたくさんおられます。
さくらレディースクリニックでは、誰にも知られることのなく行える自費検査も可能です。
性感染症の種類
症状はおりものの異常やかゆみ、痛みなどがありますが症状だけでは診断は困難です。
日本性感染症学会認定医である院長が必要な診察を行ったうえで的確に診断し、適切な治療を行います。性感染症には以下のようなものがあります。
- 梅毒
- 淋菌感染症
- 性器クラミジア感染症
- 性器ヘルペス
- 尖圭コンジローマ
- 腟トリコモナス症
- 毛ジラミ症
- HIV