ピル処方

ピルの使用目的

ピルは主に以下の目的で使用します

1.避妊
2.子宮内膜症や生理痛、月経不順などの治療

内服薬の選択次第では、にきび治療にもとても効果的です。

当院では、皆様それぞれにもっとも適する種類のピルを選択し処方しています。どうぞ気軽にご相談ください。

ピル内服のメリット

1.高い避妊効果

飲み忘れることなく毎日きちんとピルを内服できていれば、99%以上の避妊効果があります。
一方で、日本で避妊法として最も一般的なコンドームの避妊効果はわずか85%との報告もあり、これではコンドーム使用カップルの10人に1人以上が妊娠してしまいます。

また、避妊目的に長期間内服しても、内服を中止した後に妊娠しにくくなることはありません

2.生理トラブルの改善

生理に関するトラブルに対し、ピルには以下のような作用があります。

  • 生理の周期を整える
  • 生理痛を改善
  • 生理の出血量を減らし、貧血を改善
  • 生理前の精神的・身体的体調不良を改善

3.死亡率の低下

ピルの内服によるメリットは、デメリットを大きく上回ることが証明されています。

ピルを内服することで生涯での死亡率が12%も低下します。

この理由としてピルの以下のような効果が挙げられます。

  • 卵巣がんの予防
  • 子宮体がん(子宮内膜がん)の予防
  • 大腸がんの予防
  • 生理前の精神的体調不良の改善

4.子宮内膜症の治療

子宮内膜症に対しての治療薬のひとつとしてもピルは使用されます。

ピルの内服は子宮内膜症の治療法として有効ですが、手術後の再発予防法としても非常に効果的であると証明されています。

ピルの副作用

「副作用が多そうだから内服したくない」
「将来妊娠しにくくなるんですよね?」

このような誤ったイメージがピルには非常に多いです。
副作用が出る方もいますが頻度は少なく、将来妊娠しにくくなることも無いです。

起こりうる副作用は例えば以下のようなものです。

  • 吐き気、頭痛
  • 乳房の張り
  • 不正性器出血
  • 静脈血栓症

副作用は内服開始から1ヶ月以内に起こりやすいですが、早めに自然軽快していくことが多いです。
静脈血栓症は危険な副作用で、血管の中で血液が固まってしまうことで血が流れにくくなってしまう状態をいいます。ただ発生頻度は1万人につき3~9人であり、めったに起こりません。

これら副作用を考慮しても、ピルの内服によるメリットがデメリットを大きく上回ることが証明されています。

ピル(保険適応外処方)

※保険適応のピルではルナベルやヤーズも扱っています。

治療項目治療内容価格(税込)
初診料1,100円
再診料500円
第2世代アンジュ 28日分2,200円
トリキュラー 28日分2,300円
第3世代マーベロン 28日分2,300円
ファボワール 28日分2,200円
緊急避妊ピルレボノルゲストレル9,500円

reserveご予約

当院のご予約は、WEBもしくは電話で受け付けております。
※WEB予約の方が予約時間指定がしやすいため便利です。

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