子宮体がん(内膜がん)検査
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子宮体がんは、ここ数年で患者数が激増しているがんのひとつです。
しかし、すべての女性に子宮体がん検診を行うことは現在国内では推奨されておらず、この点が子宮頸がん検診とは大きく異なります。
このため、子宮体がんの検査は、何か症状がある患者さんに対して行うことが一般的です。
子宮体がんとは?
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子宮がんは
- 子宮頸部にできる子宮頸がん
- 子宮体部にできる子宮体がん(子宮内膜がん)
の2つに分類できます。
子宮体がんは子宮体部の子宮内膜から発生するため、正式には子宮内膜がんと呼ばれます。
子宮体がんについて知っておくべき重要なポイントは以下の2つです。
- 50歳代で最多
- 性器出血が重要な症状
1. 50歳代で最多
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40歳代から増加し、50歳代でピークとなります。
発症しやすい患者さんは以下のような方です。
- 未婚
- 不妊
- 閉経後
- 妊娠・出産数が少ない
- 肥満
- 糖尿病
- 高血圧
- 30歳以降の不規則な月経
- 母乳を与えていなかった
- 初回妊娠時が高齢妊娠であった
2. 性器出血が重要な症状
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子宮体がんは性器出血が起こりやすく、初期でも95%の患者さんには性器出血を認めます。
特に閉経後の性器出血の約半数は、子宮体がんが原因であるので特に注意すべきです。
子宮体がんになると生じうる症状は以下のようなものです。
- 性器出血
- おりものの異常
- 下腹部痛
子宮体がん検査
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- 超音波検査
超音波検査で子宮に異常が無いかを確認します。
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- 内膜検査
子宮内膜の細胞を少し採取して顕微鏡で観察し、異常の有無を確認します。